娘が教えてくれた私に必要な生きる力

私は娘を出産するまで子育てって楽しくて幸せなものだと思ってました。

だって周りのママたちはとてもキラキラしてて楽しそうで幸せそうに見えてたから。

こんなに大変だなんて誰も教えてくれなかったもん。


ついでに私はとても外面がいいので、職場の先輩方にも

いい奥さんになるわ~ いいお母さんになるわ~

って言われてきたので、なんだか自分もそんな気になっていて

いい奥さんも、いいお母さんもできると思ってたんだと思います。

できるというかそうならなきゃいけないと。


周りのママはいつもニコニコ素敵に見えて

あーなんで私だけこんなダメなママなんだろうって思ってたけど

ほんとはみんな同じで、いいママに見られたくて外ではがんばって

家ではつらい思いもいっぱいして、泣いてたのかもなあと思います。


子育てって

がんばれば自分でできちゃうんだけど

ほんのちょっと助けてほしいの連続


そのほんのちょっとを

がまんして自分でやっていくか

誰かに助けてもらうかの積み重ねってすごく大きいと思う


実際に助けてもらわなくても、

誰も助けてくれないと思いながらがまんしてるのと

助けてもらえる環境があるっていうのでは

心の負担が全然違うと思います。


そしてその選択肢は多いと嬉しい。

いろんなママがいるので、助けてもらうことに心地よく自分に許可ができる人や場所を選べることはとてもうれしい。


お友達に頼れる人、両親に頼れる人

始めましての人のほうが話しやすい人

小人数が好きな人

行政や福祉に頼るほうが心地よい人

お金を出してシッターさんに頼むほうが心地よい人



いろんな人がいると思うので、これからもいろんな選択肢が増えるといいな。


そしてそしてママ自身も誰かに助けてもらうことをもっと当たり前に。

人間はDNA上一人では子育てできないようになってるんです。

だからワンオペ育児をがんばりすぎると心からSOSのサインが出てくる。


それにちゃんと気づいて。

社会みんなで育てていこう。育ててもらおう。


この間書いた夫に言われたひとこと

「は?毎日休みでしょ?」

もそうだし


一時保育に預けたいって言った時は

「こんな小さいのにかわいそうだよ」

って言われたこと


あれもこれも実は自分が思ってたことなんだよね。

だから周りもそうやって自分を責めてくるように見えてた。


そうやって毎日自分を責めるのをやめて、ちょっとずつ自分に

「いいよ」をしてたくさんの人に助けてももらうようになったら

私だけでなく家族の笑顔が増えました(^^♪


初めての東京でネットで見つけたいい感じの託児所に預けたら

先生も子どももほぼ外国の方で、激辛中華給食だったときは

さすがにビビったけど!


まあそれも一つの経験ということで(;^ω^)


人それぞれ持って生まれたものが違うので人

人生の中で身につけていく必要がある生きる力もちがう。


私にとって必要だったのは

「助けて」って言える力。


それを娘が教えてくれました^^






tableゆるり

ママとこどもと食とこころ ゆるりと過ごせる食卓を真ん中に

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